GALLUS DERBY



ウイキメディアに拠れば、

This folding strut camera is made of polished aluminum and was manufactured in Paris, France around 1945. The Gallus Derby is the French version of the Foth Derby, which was manufactured several years earlier in Germany.

『大意』 この磨かれたアルミボディーのストラット式フォールディングカメラは、1945年ごろにフランスのパリで作られた。 「The Gallus Derby」はフォス・デルビーのフランス版で、原形はこの数年前にドイツで作られている。

 基本的には127の34フォーマットのフォールディングカメラで、 1930年代の初期型とほぼ同様である。



 Sコレクションから預かってテストすることになった。基本的に壊れたところはないが、フイルムを入れたら赤窓(実際は グリーン)が濃すぎて文字が全く見えない。外してみると非常に濃い緑で、これでは赤窓を見るのは不可能だ。



 赤の下敷きを切って入れたらきちんと見えるようになった。(内部で緑ー赤と切り替えられるがひどく濃い)



 ローマ字読みでガリックス1:3.5 F=50。このカメラのレンズはいろいろあるようだ。















《試写》



 ロモのネガカラーにて試写してみた。発色はそこそこだが一部にベースカブリが出たので一部はトリミングした。









 カメラ側の問題はほぼなし、期限不明だが最近のフイルム(ロモ ブルーファイアー・ムラーノ160)なので、 日頃の試写(期限切れ後10年は普通)より良い条件だが、その割りには片側にカブリがあり、3枚目はスクエアにトリミングした。

☆127の34は135よりちょっと余裕がある。その分少し広角なのが使い易い。16枚写せるので枚数の不満は少ない。 以前にテストした戦前型との比較だと、機能的にはほぼ同等、ただしセルフタイマーは省略されているがほとんど問題には ならない。完全なアルミダイキャストは質感が良く、高級に感じられる。

 使う上ではシャッターセットは絶対に戻らないように注意だ。途中でノブが戻ると幕の重なりが開いて被る。今回には 1枚がそれで失敗した。できるだけレンズキャップする方が良いだろう。

 戦前にドイツで作られ、その改良型が第二次大戦終了の年にフランスで作られたのにはおそらくいろいろなドラマが あるのだろう。詳しい事情はわからないが、何かロマンがあるように感じる。


☆127の実用品、面白いです>Sさん

May 2018

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