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KONICA AIBORG



 変わった形で知られるコニカのアイボーグ、ツイッター繋がりの佐藤さん(佐藤評論) から頂いた。目と私とサイボーグを組み合わせたような造語、バブル期に生まれたカメラらしい。

 二台手に入れたうちの一台で、汚いしちゃんと写る確証はないということだったが、ほとんど問題なく動作し、しっかり 使える。スイッチの感度がちょっと鈍い、また、フイルム感知が不良で、フイルムを入れても巻上げず、一枚から写しすると 起動して一枚目になる。これらは実際に使うのに支障がないので問題はない。スイッチ類は使っていると反応が良くなった。









 この当時としては大型の液晶表示がこのカメラの大特徴。フイルムの状態から始まって、一般的なフラッシュモードや 単写・連写の選択、撮影モードやピント検出位置、セルフタイマーやインターバル撮影の設定など盛りだくさんの 表示を展開している。

 レンズは35o3.8-105o8.5の3倍ズームその他のファンクションは書き切れないので、興味のある方は こちらのマニュアルを参照 されたし。



 ファインダーは視度調整がついているがあまり見易くない。オートデートの年号は2019年まで設定できる。



 広角状態。後玉は相当後ろに張り出している。



 望遠だとぐっと前に出ている。タケノコズームと比べてバレルは太くしっかりしている。

《試写》

 試写は動作テストに富士の業務用400、モノクロはプレストとラッキーで実施した。

 富士 業務用400







 一枚目は105o、2.3枚目は35oにて


 プレスト





 雨上がりのカット、電池を入れ替えたら日付が元に戻っていた。二枚目はフラッシュ併用、二枚とも35o


 LYCKY SHD100





 1.2枚目は35o、3枚目は105o
 いずれも露光に問題なし。補正は一切しなかった。入射光式露出計に近い結果で、リバーサルにも使える。

☆面白い。形だけ先行した色物かもしれないと思っていたが、良い方に裏切られた。さすがはコニカ、性能に手抜きはない。 画質はこの手のズームとしては立派なもの。特に広角側は満足できる。

 もちろん使い勝手にはいろいろ言いたいところがある。引き出してオンの電源スイッチはちょっと触れただけでオフになってしまう。 ファイダーは望遠になると見渡し難く、繰出しには盛大な騒音がある。距離目盛は良いが、これだけ表示するなら何よりシャッター 速度や絞りの表示が欲しい。液晶のためとは言え、上部が異様に大きい。もっとおとなしい造形にできたはず。名前はいかにも という感じで古臭い。モードのピクトグラムは意味がわかりにくい・・・

 でも面白いしそこそこ以上の結果を残せる。日常を淡々と写すのにも向くだろう。インターバルタイマーなどユニークな 機能満載なのでマニュアル片手に楽しめる。


☆ありがとうございます。思いっきり楽しめました>佐藤さん


July 2018

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