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YASHICA 35 MF



 私の部屋はほぼジャングルなので、その中から時々未知の(忘れていたとも言う)機体が出てくる。これもその一つ、ヤシカの コンパクトカメラだ。

 点検したら基本機能は生きている。テストして見てCdsがそろそろ怪しいのと、フラッシュのレディーランプが点かないだけ、まあ普通に 使えるレベルだった。

 ヤシカのカメラは時々大当たりが出る。機能にはいろいろ問題があるが、素晴らしいレンズが着いているリンクスシリーズ、見かけより 遥かにしっかり動くエレクトロシリーズ、面白いカメラが多いメーカーだが、コンパクトカメラについてはあまり良い印象が無い。 http://kanscamera.sakura.ne.jp/hp2/restore19.html#YASHIKA-Partner

 と言うことで、あまり期待せずにテストしてみた。



 38mmF2.8はこの時代のコンパクトカメラに非常に多く採用されていて、実用性が高い。各社に多くの傑作があるがこれはどうだろうか。





 フラッシュは黄色のボタンを押しながら赤の取っ手を回すとポップアップする不思議な構造。バネ内臓のほうが楽なのだが







 上の操作部はシャッターボタンと巻上げだけ、すっきりしている





 下に巻戻しあり。左回転なので右手だと非常に回しにくい

《試写》

 ちゃんと使えるネガカラーが払底したので、ブレストで実行











 露出計の感度が高いと言うか、400にすると目いっぱい振り切ってしまう。ブレストは400設定だからピーカンなら納得だが雲っても 振り切るので、曇りには露出計の数字を目安に100程度にして写している。5枚目はなぜか一回だけ起こった二重写し。この他には 巻き上げトラブルは無かった。もしかすると巻戻しボタンを押してしまったかも知れない。

 現像結果から予想通り露出計がCdsの寿命でオン・オフスイッチ的で明るいと振りすぎる傾向がある。掲載したものはその点を考慮して いるので問題ない。

☆38mm2.8は1960-1970年代のファミリーカメラに多く採用され、コニカC35やフジカ35シリーズなど素晴らしいレンズを生み出しているが、 このレンズもそれらに匹敵すると言えよう。きりっとしたピントとコントラスト、遠景を印象深く表現してくれる。レンズ名の表記は ないが、富岡のものではと推測した。

 カメラシステムとしてはまさに標準的、機能としてピッカリコニカやフラッシュフジカなどと同等である。手で巻き上げ、ピントは ゾーンフォーカスというのも同じで、感度を自分で設定するので手動補正が出来る。私には使いやすいと感じた。

☆ちゃんと動いたよ、ありがとう>誰だっけ  ネタが無いからまた休眠します・・・


November 2019

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