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KONICA AUTOREFLEX A 1000



 コニカの一眼レフ、輸出用のAUTOREFLEX A 1000、国内用で代表的なFTAのセルフタイマーレスの仕様だ。
前回(p552)のコニレット35と一緒に コニカと言えば森羅さんからお借りした。

 昔から見てくださる方は良くご存知だが、私の記事に35mm一眼レフは極めて少ない。35mm一眼レフは私にはまさに使うための道具であり、 レストアして味見するなど考えつかないから、触った時間は一番長いがほぼ記事にしていない。普段使いの道具をわざわざ報告ないし、 何より「どの機種もそのままでは視度が合わない」ので、視度調整レンズを持つもの限定だからというのもある。 一眼レフで目測はあまり上品ではないし(笑)

 好みとしてコニカ・小西六のカメラは好きだ。ヘキサー・ヘキサノンは好物そのものである。しかしコニカ時代のFPなどの一眼レフには あまり縁が無かった。それにもはやストックスペースもない。ここは一つKonicaの鬼にお願いしようと考え、使ってみたかった35mmとセットで お借りしたのである。



 レアなプリセットの35mm2.8ヘキサノン、きれいなレンズだ。いかにも写りそうだ

 

 相棒はこれもレアなオートレフレックスA1000、ずいぶん長い名前だが輸出専用で、中身はFTAでそのセルフタイマーのみ除いたモデルだ。 オーナーの手で完全整備されていて、調子はすこぶる良い。視度もそこそこ合うので使いやすそうだ。














 きれいなコニフードがついてきた。撮影はこのスタイル、ただしフィルターは外している

《試写》

 モノクロはブレスト、ネガカラーはコダックのP200とコニカセンチュリア400にて









 3枚目は車内から窓越し、4枚目は夕刻に雨の中で絞り開放にて最近接撮影









 1-2がコダックP200。3-4はセンチュリア400 3枚目は絞り開放

 それぞれきっちり仕上がった。

☆35mmカメラなら38−50ミリ前後のヘキサーやヘキサノンはいろいろ試している。35ミリもいわゆる黒ヘキサーでは使って 来ているが、一眼レフ用は初めて使った。2.8と当時ものとしては大口径のプリセットのヘキサノン、結果はごらんの 通り堂々とした写真が得られた。

 古いタイプだが、モノクロでは逆光で崩れずコントラスト低下(全面フレアー)などなく、順光はもちろんきっちり描写、 開放で接近してもちゃんとしている。ネガカラーはちょっと暖色の彩度の高いもので、C35などの兄弟と感じる発色だった。

 カメラとしては標準的な操作系で、35mm.の速写狙いでほぼ目測、ファインダーは画角の確認用とした。プリセット絞りは 16に一応設定しておいて、ほとんど1/250秒(花の二枚は1/60)とし、レリーズ直前にカン位置まで絞り込んで撮影した。まさに フルオートならぬフルマニュアルだが、今回の撮影で大きく露出を間違えたものはなかったから合格とした。がっちりしたボディーの おかげか手振れは少なかった。


☆ヘキサノンを感じました、ありがとうございます>森羅さん


March 2020

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